地方公務員上級(勉強法)

地方公務員上級の試験方式は各自治体によって異なりますが、行政区分の出題タイプは、出題科目、出題数、選択解答性の有無等により、下記7種類に分けることができます。ただし受験する自治体の最新の採用情報を直接確認して、それぞれに応じた適切な受験対策を講じるようにしましょう。

 

①全国型

 多くの自治体がこの形式を採用しており、他の試験形式のベースとなっています。全問必須解答が原則ですが、選択解答制を採用している自治体もあります。

②関東型

 関東地方各県の多くが採用している試験形式。教養試験、専門試験とも選択解答制を導入しています。

③中部・北陸型

 中部・北陸地方各県の多くが採用している試験形式。教養試験は全問必須、専門試験は選択解答制です。

④全国型変形型

 全国型の変形型。各自治体が独自に科目や問題を加えたり省いたりして、出題数を増減させています。

⑤関東型変形型

 関東型の変形型。自治体独自の科目や問題などを加え、出題数が多くなっています。選択解答制を実施しています。

⑥法律・経済専門

 行政区分における専門選択分野等で、「法律」「経済」の区分がある自治体で実施しています。

⑦独自型

 自治体独自の出題形式で、択一式の筆記試験が無い北海道や大阪府、出題内容や出題構成が独特な東京都が代表的な例です。他にも、行政区分であって も経験者採用や特別な能力を有する受験生を対象とした試験を実施している自治体など、多種多様な試験方式を採用している自治体がありますが、ほとんどの自 治体では全国型と共通の問題が多く出題されています。

基礎能力試験

 国家一般職試験と同様に知能分野における現代文は、それなりな難易度ですがセンター試験でもおなじみの、選択肢を眺めてから解く。しかし、筆者は思う に・・・・、したがって、などの重要なキーワードの後の文章に着目するなどのテクニックは有効です。英文は、TOEICの長文レベルですが「速読英単語 (標準編、上級編)」「DUO」等で単語力を付けてから過去問を解きましょう。苦手な方は多少捨ててもかまいません。数的推理、判断推理は得意なかたは過 去問をガンガン解きましょう。苦手な方は、畑中先生のいわゆるワニ本、カンガルー本から手をつけた後に過去問を解いてみましょう。解ける問題を確実に解くことが非常に重要です。資料解釈も畑中先生の本で力をつけ過去問を解きましょう。知識分野は、時事については「速攻の時事」、法律、経済、政治は専門試験の勉強で対 応できます。後の分野は高校で習った科目+αの科目をできるようになるのが目標ですが、知能分野ができるならばそこまで本気でやらなくてもかまいません。

 

専門試験

 国家一般職試験と同様に専門試験は、経済系科目と法律科目が超重要です。地方上級試験の経済学は、1つや2つ悪問??と呼ばれる問題が出る可能性がありますが、受験生全員解けませんのでシカトこいときましょう。こちらの試験では国家一般職のような難易度の政治学経営学は出題されずあくまで基本的な問題ばかりでるので、まんべんなく勉強しておくことがおすすめです。